能登地震 一部区間で一般車両通行止め 被災地への緊急車両を優先[2024/01/07 12:16]

 被災地は7日、地震発生後、一番の寒さです。この後、雪が降る予報で、8日にかけて大雪となる恐れがあります。

 (和田佳代子記者報告)
 かほく市にある自動車専用道路の出口です。

 7日から緊急車両などの被災地入りを優先させるため、通行規制が始まっています。

 通行規制がかかるのは能登半島と金沢をつなぐ「のと里山海道」の下り線の一部区間で、一般車両での走行はできなくなります。

 被災地では各地で道路が分断されていることもあり、長い渋滞が問題になっていて、支援物資の円滑な輸送や緊急車両の移動にも支障が出ています。

 現場には、規制を知らずに「能登方面の家に荷物を取りに行きたい」という被災者の方もいらっしゃいましたが、警察が理解を求め丁寧に説明していました。

 この後、大雪となれば他の複数の道路でも通行止めになる可能性があるといい、物資の輸送への影響も心配されています。

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