能登半島地震の影響で断水続く 石川など3県で7万1500軒以上[2024/01/07 17:13]

 能登半島地震の影響で、石川県などでは広い範囲で断水が続いています。地震から7日目ですが、今も7万1500軒以上に影響が出ています。

 厚生労働省によりますと、7日午後1時半の時点で石川県の七尾市、輪島市、志賀町など14の市や町で断水が続いていて、6万6400軒余りに影響が出ています。

 富山県で5128軒、新潟県でも15軒で断水していて、3つの県で合わせると7万1500軒以上になり、給水車などで対応にあたっています。

 また、石川県内では10の医療機関で断水していて、134の高齢者施設で断水や停電が続いているということです。

 厚労省は石川県から要請があったおむつや生理用品、マスクなどを順次県内に届けているほか、DMAT=災害派遣医療チームやDPAT=災害派遣精神医療チームを派遣するなどして支援を行っています。

 また、被災地で医薬品を供給するための特殊車両モバイルファーマシーを派遣し、避難所などで薬が処方できるよう支援を行うとしています。

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