気象庁長官の人事を延期 能登半島地震への対応を優先 国交省[2024/01/09 16:33]

 能登半島地震の発生を受け、10日に交代する予定だった気象庁の長官の人事が延期されることになりました。

 気象庁の長官を巡っては現在、大林正典長官が9日付で退任し、後任に災害時の対応などで長官を支えるナンバー2の森隆志気象防災監が10日付で就任する予定でした。

 しかし、1日に発生した能登半島地震の対応を優先させるため、斉藤国土交通大臣は9日の定例会見で今回の人事について発令を延期することを明らかにしました。

 気象庁は大災害の対応のために人事が先送りされることは時折、あることだとしています。

 今回の人事は先月の閣議で承認されたものですが、長官の交代について改めていつ発令するかは未定だとしています。

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