能登半島地震「避難所などで感染症リスク高まる」 厚労省が対策を呼びかけ[2024/01/10 18:50]

 能登半島地震の被災地では避難所などでの集団生活の長期化によって感染症のリスクも高まっていることから、厚生労働省は基本的な感染症対策を呼び掛けています。

 地震による被害の大きかった石川県では、インフルエンザや新型コロナウイルス、ノロウイルスなどの感染が報告されています。

 避難生活の長期化に伴い、避難所となっている体育館などでは感染症のリスクが高まっていることから、厚労省は現地に職員らを派遣し、感染者数の調査などを行ったり、避難所からの感染対策の方法など問い合わせに対応しています。

 厚労省は、その他に「避難所でできる感染症対策」としてホームページでも「鼻と口の両方を確実に覆う」「隙間がないよう鼻まで覆う」といった正しいマスクの着用方法や「指先や爪の間を念入りに洗う」「手首も忘れずに洗う」といった正しい手の洗い方など様々な対策方法を発信しています。

こちらも読まれています