能登半島地震 珠洲市の孤立地域で95歳女性を海保ヘリが救助[2024/01/12 07:49]

 能登半島地震の影響で救急車が向かえなくなっている石川県珠洲市の孤立地域に住む大腿骨(だいたいこつ)を骨折した95歳の女性が海上から飛んだ海上保安庁のヘリコプターに救助されました。

 第九管区海上保安部によりますと、11日午前8時ごろ、珠洲市若山町に住む95歳の女性が海上保安庁のヘリコプターで救助され、金沢市内の病院に搬送されました。

 女性は2カ月前から大腿骨を骨折していて、10日午後5時ごろ、石川県庁に通報がありましたが、道路が寸断されて救急車が向かえないことが分かり、県から海保に連絡が入ったということです。

 女性の容体が急を要さなかったため、海保は11日、石川県沖の巡視船からヘリコプターに機動救難士を2人乗せ、日の出と同時に離陸準備を始め救助したということです。

 女性は病院で手当てを受けています。

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