能登半島地震で都営住宅への被災者入居を開始 都は100世帯を無償で提供する準備[2024/01/12 15:40]

 東京都の都営住宅に能登半島地震で自宅が被災した人の入居が始まりました。都は被災者のために100戸を無償提供すると決めています。

 12日に都営住宅に入居したのは能登半島地震で被災した2世帯です。

 都は自宅が半壊や全壊と判定された世帯を対象に100戸を無償提供することをすでに決めていて、生活に必要な冷蔵庫や洗濯機などの家電も用意します。

 入居期間は当面6カ月で、最長1年まで住むことができます。100戸のうち20戸は先行して12日から入居できるようになっていて、都には12日午前10時までに入居希望の電話が33件寄せられています。

 申し込み受付は現在、電話のみですが、13日午前9時からはオンラインの受付も開始する予定です。

 小池都知事は12日の会見で、さらに多くの住宅を用意するかについて「ニーズに応じて対応できると思う」と述べました。

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