「無差別大量殺人行為に及ぶ危険」オウム真理教の後継団体に観察処分の更新決定[2024/01/12 18:00]

 オウム真理教の後継3団体について、公安審査委員会が「無差別大量殺人行為に及ぶ危険性がある」として団体規制法に基づく観察処分の更新を決定しました。

 公安審査委員会が観察処分の対象としたのはオウム真理教の後継団体「アレフ」や「ひかりの輪」「山田らの集団」の3団体です。

 地下鉄サリン事件から今年で29年が経ちますが、麻原彰晃こと松本智津夫元死刑囚の強い影響が残っていると認められたということです。

 公安審査委員会は談話で「いずれの集団についても無差別大量殺人行為に及ぶ危険性がある」と指摘しています。

 観察処分は2000年以降、3年ごとに期限が更新されていて、今回で8回目となります。

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