岸田総理大臣は自民党の菅前総理大臣や麻生副総裁らと、それぞれ個別に会談し、派閥の政治資金問題を受け政治刷新本部での議論などについて意見交換しました。
岸田総理大臣
「政治刷新本部のありようですとか、あるいは災害対応といった昨今の課題について意見交換を行った。少なくとも意見交換であって、きょう何か物事が決まったというようなことはない」
岸田総理は15日午後、衆議院議員会館の菅前総理の事務所を訪れ、約30分にわたって意見交換しました。
岸田総理からは能登半島地震の被災地視察について報告したほか、菅前総理は先週、政治刷新本部で派閥の解消を訴えていて、派閥の在り方を巡っても意見を交わしたとみられます。
その後、岸田総理は総理官邸で麻生副総裁や森山総務会長ら党幹部とも個別に会談しました。
政治刷新本部は16日に党所属のすべての議員が出席できる会議を開き、政治資金の透明化や派閥の在り方について議論します。
岸田総理も出席する予定で、「しっかり意見を聞きたい」と話したということです。
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