柿沢容疑者“買収資金”自ら用意 江東区長選巡る事件 きょう勾留期限[2024/01/17 12:31]

 東京・江東区長選挙を巡り、区議らを買収した疑いなどが持たれている衆議院議員の柿沢未途容疑者(52)が買収資金を自らATMで引き出して用意していたことが分かりました。

 柿沢容疑者と秘書らは去年4月の江東区長選挙を巡り、区議らを買収したほか、木村弥生前区長の有料広告を違法に掲載させた疑いで先月、東京地検特捜部に逮捕されました。

 その後の関係者への取材で、柿沢容疑者が買収資金の一部として現金20万円を自らATMで引き出して用意していたことが分かりました。

 柿沢容疑者と秘書らは逮捕後の調べに対して、買収の意図を認める供述をしているということです。

 また、木村前区長も選挙後に現金100万円を元区議に対して提供し、買収した疑いがあることが分かりました。

 特捜部は17日に勾留期限を迎える柿沢容疑者や秘書らのほか、木村前区長や区議らの刑事処分を決めるものとみられます。

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