「こども誰でも通園制度」千葉・松戸市のモデル事業を加藤こども大臣が視察[2024/01/18 17:23]

 加藤こども政策担当大臣は「こども誰でも通園制度」の実施に向けて、千葉県松戸市の保育所を視察しました。

 「こども誰でも通園制度」は保護者の就労要件を問わず、3歳未満の未就園児を1人あたり1時間300円程度で預けることができます。

 こども家庭庁は2026年度の本格的な実施を目指して、来年度から全国およそ100の自治体で試験的に実施します。

 松戸市では、去年7月から定員に空きがある保育所などで未就園児を週1回から2回程度で預かるモデル事業を行っています。

 加藤大臣は保育士や保護者らと意見交換を行い、制度の具体化に向けてニーズなどを聞き取りました。

 また、試験事業においてはひと月の利用時間の上限が1人あたり10時間となっていて、保護者らからは「短すぎる」との指摘が相次いでいました。

 これに対し、加藤大臣は利用時間の上限について「『月10時間以上で内閣府令で定める時間』といった規定を検討している」と明らかにしました。

 こども家庭庁は次の通常国会で法案を提出するとしています。

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