能登半島地震の被災地・石川県輪島市の山間部では、住宅におよそ5メートルの土砂が積もり、今も1人の行方が分かっていません。地割れや雪の影響で移動に時間がかかり、捜索が難航しています。
輪島市町野町では、山間部の一軒家が土砂にのみ込まれました。
捜索にあたっている横浜市消防局によりますと、現場までの道路が寸断されているため、重機が入ることができず、徒歩で1時間かけて山を登り、手作業で捜索しているということです。
隊員
「どんな感じで切りますか」
「この辺を崩していきたい。根っこが通ってるからバスンバスンと」
横浜市消防局からは、高度な訓練を受けた特別部隊「スーパーレンジャー」が投入され、捜索にあたっていますが、現在も行方不明者の発見には至っていません。
横浜市消防局 特別高度救助部隊 西川健隊長
「行方不明者がまだいますので、必ず見つけるというところで強い気持ちで活動していきたい」
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