ソメイヨシノの開花で「記録的な早さのイメージない」 3カ月予報で気象庁[2024/01/23 17:30]

 ソメイヨシノの開花について、気象庁は「今年は記録的な早さはイメージできない」との見通しを示しました。

 気象庁は23日、2月から4月までの天候の見通しを明らかにしました。

 全国的に気温は高い傾向で、雨や雪は平年並みかやや多くなるとしました。

気象庁異常気象情報センター所長 楳田貴郁氏
「去年のような非常に顕著な高温は予想していない。(桜の開花について)記録的なものはイメージできていない」

 ソメイヨシノの開花について、東京では例年3月24日ごろですが、去年は10日早く歴代1位となる14日に咲くなど、近年は早まる傾向にあります。

 気象庁は「今年は記録的な早さはイメージできない」と話しました。

 また、能登半島地震で被災した地域については「気温は平年より高くなると予想するが、2月から3月には一時的に強い寒気が入る可能性がある。雪の重みで建物がさらに倒壊する可能性もある」と注意を呼び掛けました。

 気温については全国的に高い3カ月になるとしていて、特に1月の末から2月の初めにかけてはかなり高くなる見込みのため、雪の多い地域では雪崩に注意してほしいとしています。

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