「危険運転致死傷罪」遺族らが適用条件見直し要望 法務省が検討会発足へ[2024/01/23 18:45]

 「危険運転致死傷罪」の適用条件の見直しなどを求め、交通事故の遺族らが法務省に要望書を提出しました。

 23日、法務省に要望書を提出したのは「関東交通犯罪遺族の会」です。

 遺族らはドライバーが明らかに危険な運転をして死亡事故が起きたにもかかわらず、危険運転致死傷罪が適用されづらいと訴えています。

 飲酒運転や制限速度を超えた運転による事故では、ドライバーの呼気に含まれるアルコール濃度や運転速度などの基準を定め、それを超えた場合には一律に処罰対象にするなど適用条件を明確化することなどを求めました。

 危険運転致死傷罪を巡っては、法務省が来月にも適用条件などについて見直しを議論する検討会を立ち上げる方針を示しています。

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