【速報】23日の新幹線停電トラブル“架線を張る装置故障”が原因[2024/01/24 17:15]

 新幹線が停電の影響で広範囲で運休したトラブルについて、JR東日本は架線を引っ張る装置の故障が原因だったと発表しました。

 23日午前10時ごろ、停電が発生して東北、北陸、上越の各新幹線が一部区間で終日運転を見合わせました。

 調査の結果、さいたま市の線路上で架線の垂れ下がりが確認されたということです。

 JR東日本は架線が垂れ下がった原因について架線を真っすぐ張るための装置が故障し、1.3トンのおもりが落下したためと明らかにしました。

 さらに詳しい原因を調べるために今後、専門家に分析を依頼するとしています。

 現在の状態でも運行に支障はありませんが、架線には一部変形が残っているため25日早朝までに張り替えるとしています。

 JR東日本は24日から全線で運転を再開しましたが、新幹線283本が運休して12万人余りに影響がでました。

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