避難所に医療用コンテナ設置 細やかな診療が可能に 石川・珠洲市[2024/01/26 12:00]

 今回の地震では石川県内の医療機関も被害を受けていますが、珠洲市の避難所には医療用のコンテナが設置され診療が行われています。

 (岩崎文生記者報告)
 珠洲市の避難所に設置されたのはこちらの医療用のコンテナです。

 このコンテナは機密性に優れていて、診察に必要な設備が整っているほか、空調設備も整っています。こちらで先生の診断を受けます。テントやプレハブに比べてよりきめ細やかな支援が行えるということです。

診察を受けた女性
「こんな遠い所までお医者さんが来ていただいて助かります」
「(Q.避難所の側にあるのは?)助かりますね」

 珠洲市の医療機関は今でも断水が続いています。

 こちらでは午前10時から12時まで診察を行っているということですが、学校や会社の再開に伴い午後6時45分から8時までの間、夜間診療を始めているということです。

 避難生活の長期化に伴い健康リスクが高まるなか、避難所のそばにできたこの医療用コンテナは力強い存在になっています。

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