能登半島地震 新潟県上越市で津波が高さ5.8mまで遡上 気象庁の調査で[2024/01/26 14:28]

 気象庁は能登半島地震による津波が新潟県上越市で高さ5.8メートルまで遡上(そじょう)していたと明らかにしました。

 気象庁は、能登半島地震を受けて11日から20日まで津波の観測点付近や顕著な被害があった地点で、津波に関する調査を行いました。

 その結果、新潟県上越市の船見公園で津波が5.8メートルの高さまで遡上していたことが分かりました。

 また、石川県能登町白丸では4.7メートル、珠洲市飯田港では4.3メートルまで到達していました。

 一方で、地震の後に欠測となり、震源に近く隆起が確認されている輪島港や珠洲市長橋では、津波による浸水の痕跡は確認されなかったということです。

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