ボランティア派遣が本格化 七尾市などで被災住宅片付け[2024/01/27 12:22]
能登半島では被災した住宅の片付けなどを手伝う災害ボランティアの派遣が27日から本格化しています。石川県七尾市から報告です。
(江藤祐介アナウンサー報告)
七尾市では災害ボランティアによる住宅の片付け作業が27日から始まりました。
こちらの住宅では液状化や水道管の破裂によって泥が入り込むなどしたため、5人のボランティアらが午前10時ごろから泥をかき出し袋に詰める作業や家具の運び出しにあたりました。
27日から県が災害ボランティアの派遣を始め、金沢市に集まった80人ほどが七尾市や石川県穴水町、志賀町に向かっていました。
七尾市ではまだ断水している地域もあり、しばらくは水道が使えるようになった地域で活動をするということです。
一緒に作業をした住人の50代の息子さんは「家の中が歪んだり、天井が剥がれたりもしていて片付けるすべがなかった。本当に感謝している」と話していました。
七尾市のボランティアセンターでは、運用がスムーズになれば徐々にボランティアの数を増やしていきたいとしています。