能登地震 子どもたちの居場所づくりを…避難所の「遊び場」でビンゴ大会[2024/01/27 23:15]

 能登半島地震で避難所生活が長引くなか、子どもたちの抱える不安を減らそうと、石川県志賀町の避難所では保護者らが運営する「遊び場」が定期的に開かれています。

 27日、避難所生活や在宅避難が続く子どもたちの居場所を作ろうと企画されたビンゴ大会には地元の小学生ら約50人が参加しました。

参加した児童
「最高ですね、遊べたりするので」
「皆でやる会は楽しいです!」

 この避難所では保護者らの有志が運営し、子どもたちが遊んだり勉強したりする場所を用意しています。

 地域の小学校が22日に再開したため、いったんは活動を終了しましたが、再開を望む声が多く寄せられたことから毎週土曜日に子どもや、その保護者らが交流する場所として開放されることになりました。

保護者
「震災があってから友達と遊ぶ機会もなくなりましたし、こうやって集まることによって、つながりを感じられるし、すごい気持ちも温かくなるので、子ども達の顔も見てると私たちも力をもらえるのでありがたい」

 遊び場を運営する有志は保護者側も悩みを共有するなどして心や体を休める場所にしてほしいと話しています。

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