能登地震 台湾慈善団体が炊き出し支援 野菜たくさん栄養面にも配慮[2024/01/28 12:09]

 被災地の支援のため、台湾を拠点に活動する慈善団体が石川県穴水町に入り、炊き出しの活動を続けています。現地の避難所から報告です。

 (庭山陽平記者報告)
 今も125人が避難している穴水町の避難所では、まもなく昼食の配膳が始まるということで、すでに多くの人が列を作って食事を心待ちにしています。

 そして、炊き出しを行っている台湾の事前団体は13日から穴水町に入り、毎日合わせて500食ほどの炊き出しをしています。

 栄養面も考え野菜をふんだんに使用したメニューにしているということで、28日のメニューは大豆ミートと根菜の中華煮です。

 台湾からは被災地への個人や企業からの寄付金が25億円以上集まっていて、支援の輪が広がっています。

 団体のなかにも地震後に台湾から自費で来て活動している人もいるということです。

 「台湾も日本と同じ地震が多い場所なので、ニュースを見てすぐに何かできることはないかと急きょ来た。皆一つのファミリーなんだ」というふうに話してくれました。

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