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能登半島地震で7階建てのビルが倒壊し、妻と娘を失った男性が取材に応じて「現実が受け入れられない」と思いを語りました。
石川県輪島市の倒壊した住宅で家族の遺品を探すのは楠健二さん(55)です。
妻と娘を亡くした楠健二さん
「なにか時間だけが過ぎてるから、探しとかないとだめかなと。亡くなった女房とか娘に怒られそうだから…」
隣にあった7階建てのビルが地震の揺れで倒れ、楠さんの自宅は下敷きになりました。
3階にいた妻の由香利さん(48)と長女の珠蘭さん(19)が犠牲になりました。
妻と娘を亡くした楠健二さん
「やっぱり、現実受け入れられないじゃん。目の前にいた2人を助けられないんだよ、そんな悲しいことある?」
28日、がれきの中から見つけたのは妻が好きだったアニメのDVDと娘の写真です。
珠蘭さんは3日後に成人式を迎えるはずでした。
妻と娘を亡くした楠健二さん
「ただ生きていれば、多分(成人式が)やれたかもしれないけど、亡くなっちゃったから、死んじゃったから(時間が)止まっちゃてる、そこで」
楠さんは家族の思い出の品を一つでも多く探したいと語りました。
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