復興へ 「がれき処理」視察にウクライナから来日[2024/01/29 18:17]

 ロシアによるウクライナ侵攻から来月で2年です。復興につながるがれき処理のノウハウを学ぶため、現地から担当者が来日して施設を視察しました。

 ウクライナのがれき処理の担当者ら8人が訪れたのは千葉県柏市にある民間の廃材処理施設です。

 この運営会社側からウクライナにアスファルトやコンクリートの再利用処理ができる機械が日本のODA(政府開発援助)で15台送られます。

 ウクライナ側は運用の状況を視察し、燃費や部品交換の頻度などを聞き取りました。

 今も激しい攻撃を受けるオデーサ市の担当者は「復興は最先端の技術で効率よく取り組まないと間に合わない。大震災からの復興など、がれき処理の経験豊かな日本から学びたい」と話しました。

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