「爆発と黒煙」愛知・武豊火力発電所で事故 現場から最新情報[2024/01/31 18:00]
愛知県の武豊火力発電所で起きた爆発事故は発生から3時間経った今も黒い煙を上げて燃え続けています。現在の様子について、武豊火力発電所の近くから報告です。
(上坂嵩アナウンサー報告)
発電所から西に300メートルほど離れた所にいる限りでは焦げ臭さなどは感じません。
約3時間ほどとなりますが、今の現場を見ると、辺りが暗くなってきたので分かりにくいかと思いますが、つい先ほどまでは建物の上部あるいは窓辺りから黒煙が立ち上っていました。
右の方に目を向けるとベルトコンベヤーがあり、今見る限りでは1カ所、炎が確認できます。
ただ、31日午後3時半ごろには今、炎が見える所からもう少し右側の所が激しく燃えていて、そこからモクモクと黒煙が立ち上っていました。
それは午後4時すぎには確認できなくなったので、消火活動が続いている、進んでいるということは確認できます。
この近くには住宅街があり、1分ほど歩いた所に住む人に話を聞くと「バンという爆発音とともに窓ガラスが激しく揺れたので地震が起きたのかと思って家を出たら爆発があったんだということに気付いた」と話をしていました。
地域では防災無線も流れ、「煙が流れ込んでくるかもしれないので窓ガラスを閉めて下さい」といった注意喚起のアナウンスも流れています。