【能登半島地震から1カ月】避難所の被災者が抱える「4つの不安」[2024/01/31 20:15]

 能登半島地震から来月1日で1カ月です。避難所の被災者の多くが自宅への空き巣や県外ナンバーの不審な車など治安面で4つの不安を抱えていることが分かりました。

 石川県によりますと、これまでに約4万6000棟の住宅が壊れる被害が確認されていて、300カ所以上の避難所で約1万4000人が生活しています。

 警察庁への取材で被災者の相談対応にあたる10都県の警察の専門部隊が避難所で話を聞いたところ、治安面で大きく分けて1.自宅のブルーシートの設置による多額請求、2.避難中の空き巣、3.女性の割合が多い避難所での犯罪、4.県外ナンバーの不審車の4つの不安を抱えていることが分かりました。

 警察庁は避難所や市街地のパトロールの人員を増やすなどして対応を強化しています。

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