能登半島地震から1カ月 死者238人 広範囲で断水続く[2024/02/01 06:10]

 能登半島地震から1日で1カ月です。石川県内でこれまでに確認された死者は238人、避難生活を余儀なくされている人は1万5000人近くに上ります。

 石川県のまとめによりますと、先月31日午後2時時点で238人が死亡しました。

 このうち15人が避難生活による体への負担などが原因の災害関連死です。

 また輪島市で15人、珠洲市で4人が安否不明のままとなっています。

 石川県内では合わせて4万890戸で断水が続いていて、七尾市、輪島市、珠洲市、能登町、志賀町、穴水町では、ほぼ全域で水が通っていません。

 それぞれの自治体が水道管の修理などを進めていて、早い地域は今月中に復旧する見込みです。

 住宅の被害は全壊、半壊、一部破損を合わせて4万6283棟に上ります。

 1万4643人が避難生活を余儀なくされていて、石川県は来月末までに被災者向けの応急的な住まい、およそ1万5000戸を確保する方針です。

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