地震の後、大規模な火災で300軒が燃えたとされる輪島市から報告です。
(渡邊萌々香記者報告)
こちらには地元の人々が通っていた大きなお寺がありました。ただ、今は火災ですべて焼けてなくなってしまいました。
そして輪島市内には半壊状態の家もいまだ多く残されています。こちらには70代の男性が住んでいました。先ほど、お話を聞くことができましたが、1カ月経ちやっと余震が落ち着いてきたことで家に大切なものを探しに来たり、片付けに来たりすることができるようになったそうです。
こうした被害というのも広範囲にありました。被災した皆さんからは発災から1カ月が経ちましたが複雑な思いが聞かれました。
被災した男性
「実を言うと早かった。毎日毎日精一杯なので、過ごしているうちにその積み重ねで気が付いたら1カ月経っていた」
ここ輪島市では、31日、初めて仮設住宅も完成しました。ただ、このエリアはいまだ断水も続いています。
本当にここの地元に残りたいけれどもなかなか難しい。新たに大きな地震に遭ってしまうのも怖い。被災した皆さんからはそういった葛藤が感じました。
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