全国コロナ患者数「14.93人」10週連続で増加 新学期開始も要因のひとつか[2024/02/02 15:22]

 新型コロナの全国の患者報告数は「14.93人」で、10週連続で増加しています。厚労省は、増加傾向にあるとして引き続き感染対策を呼び掛けています。

 厚生労働省によりますと、1月22日から28日までの1週間に報告された新型コロナの1定点医療機関あたりの患者報告数は、全国で「14.93人」でした。

 前の週の「12.23人」から1.22倍に増え、10週連続の増加です。

 年代別で見ると、15歳未満の子どもの感染者が増えていて、厚労省の担当者は、新学期が始まり人との接触機会が増えたことも要因の一つではないかと分析しています。

 またインフルエンザの患者報告数は、全国で「19.20人」でした。

 前の週の「17.72人」から1.08倍とほぼ横ばいですが、3週連続で増加していて、42の都府県で注意報レベルを超えています。

 患者報告数が最も多かったのは福岡県の「34.89人」、次いで沖縄県が「31.83人」です。

 厚労省は、コロナもインフルエンザも増加傾向にあるとして、手洗いやうがい、マスクの着用や換気などの感染対策を呼び掛けています。

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