能登半島地震で道路が寸断 送迎車で買い物を手助け 石川・内灘町[2024/02/02 18:54]
能登半島地震の後、交通手段を失って買い物に苦労する被災者が大勢います。石川県内灘町では、被災者のために避難所と商業施設を回るバスの運行を始めました。
内灘町は液状化によって各地で道路が寸断したほか、住宅1400軒余りが被害を受けて現在、80人ほどが避難所で暮らしています。
町が2日に運行を始めたバスは町内に2つある避難所とショッピングモールを回り、無料で乗ることができます。
車など交通手段を失った人や断水で洗濯できない人が買い物やコインランドリーに行けるようにするのが狙いです。
バスを利用した被災者
「ようかんとまんじゅうと。これだけやね」
「(Q.いつも食べているもの買えるのはどうですか?)うれしいです」
バスは来月29日までの月曜、水曜、金曜に一日6便が運行されます。