パワハラで女性教諭自殺 59歳男性教諭を停職処分[2024/02/03 06:36]

 宮城県教育委員会は県立高校の男性教諭がパワーハラスメントで30代の女性教諭を自殺に追い込んだとして、停職3カ月の懲戒処分としました。

 宮城県教育委員会によりますと、2020年6月、県立高校の主任を務めていた59歳の男性教諭が、同じ学校に所属していた30代の女性教諭に対し業務内容について執拗(しつよう)に問い詰めました。

 その後も十数回にわたり、女性の机の上に不満をぶつける内容を含む手紙やメモを置いたということです。

 同じ年の10月には「仕事は一切お願いしない」などとする内容の手紙を置き、その翌日に女性は自殺したとみられます。

 男性教諭は「二度とこのようなことがないように決意している」などと話し、復職の意向を示しているということです。

厚生労働省は、悩みを抱えている人には、1人で悩みなどを抱えずに「こころの健康相談統一ダイヤル」や「いのちの電話」などの相談窓口を利用するよう、呼び掛けています。

▼「こころの健康相談統一ダイヤル」0570−064−556
▼「#いのちSOS」0120−061−338
▼「よりそいホットライン」0120−279−338
▼「いのちの電話」0570−783−556

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