輪島市で仮設住宅の入居始まる 石川県内で初[2024/02/03 12:44]

 能登半島地震で大きな被害を受けた輪島市で、石川県で初めてとなる仮設住宅が完成し、3日から入居が始まりました。

 (山岸玲記者報告)
 仮設住宅は合わせて18戸が建てられ、当選した76歳の女性がやって来ました。

入居者
「(避難所では)足音聞いたりするから、1時すぎになると目が覚めるんですよ。(仮設住宅は)精神的には楽ですよね」

 この女性は1人での入居となりますが、付き添いできた孫の男性は「避難所では感染症も流行っているので、祖母だけでも入れて安心できる」と話していました。
 
 今回建てられたのは石川県で初めて建てられた仮設住宅でになります。間取りは2DKが14戸、4LDKが4戸、室内にはトイレや備え付けのキッチン、オイルヒーターなどの暖房器具も設置されています。

 ただ、この場所は海のすぐ近くにあり、3日も肌を刺すような冷たい風が吹いています。

 これから他の入居者も来ると思われますが、寒さをしのぎながらの作業となりそうです。

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