能登地震 石川出身の遠藤関ら力士が訪問 被災者に笑顔「じーんときた」[2024/02/06 12:27]
能登半島地震の被災者を勇気付けようと、石川県出身の3人の力士が被災地を回っています。訪問先の避難所から報告です。
(山岸玲記者報告)
内灘町の避難所です。能登からは離れた町ですが液状化の被害が大きく、今も44人の町民が避難生活を送っています。
3人の力士は大きな歓声に包まれました。
避難所を訪れたのは石川県出身の遠藤関と大の里関、輝関です。
こちらの避難所には大の里関の祖父・坪内勇さん(75)も避難しています。
およそ1年ぶりに会ったということで満面の笑みで孫との会話を楽しんでいました。
大の里関の祖父 坪内勇さん
「じんときた。たくましくなった。ザンバラ頭が似合うね」
大の里関
「皆頑張っているので大阪場所で明るい話題を届けたい」
避難する人たちは握手をしたり記念撮影をしたりして、避難生活への励みにしていた様子でした。
力士3人は午後は能登の避難所などを回るということです。
避難者のなかには涙を流す人もいて、長引く避難生活をひととき忘れたような笑顔を見せていました。
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