マイナ保険証 国家公務員の利用率4.36%に留まる[2024/02/06 17:28]

 政府が利用を促すマイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」について、国家公務員の利用率が4.36%にとどまっていることが分かりました。

武見厚生労働大臣
「まずは国家公務員、もっと頑張らなきゃいけませんな。これではまだ低すぎる」

 厚生労働省が6日に公表した資料によりますと、去年11月時点で国家公務員や、その家族らが加入する共済組合のマイナ保険証の利用率は4.36%でした。

 省庁別に見ると最も高いのは総務省で6.26%、最も低いのは防衛省で2.50%でした。

 保険証を所管する厚労省は4.88%で、武見厚労大臣は「医療保険者に対して利用率の目標を設定してもらう」として、利用を促したい考えです。

 去年12月の一般の患者も含めたマイナ保険証の全体の利用率は4.29%で、8カ月連続で低下しています。

 政府は今年の12月2日で、現行の健康保険証を廃止する予定です。

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