社会

2024年2月8日 11:47

予報士のつぶやき 東京の大雪記録は3月 

予報士のつぶやき 東京の大雪記録は3月 
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南岸低気圧の影響で2月5日は関東各地で大雪となりました。
東京で雪が降るのはやはり1月2月が多く、平年では3月の雪日数は2月の半分以下です。

【東京の雪日数(平年)】
1月 2.8日
2月 3.5日
3月 1.4日

大雪となるのもやはり2月までが多く、3月に5センチ以上の雪が降ったのは1998年まで遡らなければなりません。
ただ、昔は3月にも大雪となったことがありました。

■東京の大雪記録は3月
1日に降った降雪量の東京記録は33センチで2回記録されていますが、そのうち1回は3月に観測されているのです。

【東京の日降雪量記録】
1位 33センチ(1969年3月12日、1954年1月24日)
3位 27センチ(1994年2月12日、1953年2月21日)

記録となった1969年は3月4日にも21センチの大雪となっています。
さらに、3月の大雪の中で歴史的な大事件も起きています。

■大雪の「桜田門外の変」起きたのは3月
江戸幕府の大老・井伊直弼が殺害された桜田門外の変。
映画やドラマなどで、大雪が降っていたことをご存じの方は多いと思いますが、この事件が起きたのは安政7年3月3日、現在の暦に直すと1860年3月24日です。
今の時代では桜が咲くような時期に大雪が降っていたのです。

最近の天気予報では「100年ぶり」や「観測史上初」と言った文字が並びます。
今後も、思いもよらないような強い寒気が3月に流れ込んで大雪となる可能性は十分あると筆者は考えます。

テレビ朝日気象デスク 森口哲夫

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