写真家・高松聡さんがISSへ 日本の民間人で3人目 超高画質カメラでの撮影に挑戦[2024/02/08 23:50]

 元広告クリエイターで写真家の高松聡さん(60)が、日本の民間人としては3人目となるISS(国際宇宙ステーション)での長期滞在を目指すことを明らかにしました。

 大手広告代理店「電通」の元広告クリエイターで写真家の高松聡さんは8日、会見を開き、国際宇宙ステーションに30日間滞在する契約をアメリカの民間企業と結んだことを明らかにしました。

 高松さんはこれまで、日清カップヌードルの「NO BOREDR」などの宇宙CM撮影を手がけたり、ロシアで8カ月間にわたる宇宙飛行士訓練に参加したりしてきました。

 それらの経験を活かし、宇宙空間で最新技術を使った超高画質カメラでの撮影に挑戦します。

写真家 高松聡さん
「宇宙に行って地球を見るということで人間は一つ進化、次の段階に進化するのではないかと。選ばれた数人の方じゃなくて、世界中の方が(宇宙を)体験できるようにしていくことで社会、政治、人間の進化が起きると」

 高松さんは今後、訓練を重ね、同時に資金を調達して、早ければ来年末には宇宙に向かいたいとしています。

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