小池都知事 中国反発は「指摘には当たらない」 台湾で総統らと会談[2024/02/08 22:05]

 東京都の小池知事の台湾訪問に対し、中国が反発していることについて、8日に帰国した小池知事は「指摘にはあたらない」と述べました。

 小池都知事は4日から8日までオーストラリアと台湾を訪れ、水素の輸出を目指す港や防災センターなどを視察しました。

 台湾では7日に蔡英文総統や5月に総統に就任する頼清徳副総統らと相次いで会談しました。

 これを受けて、中国外務省は7日の会見で「どのような形であっても台湾との公式な交流には断固として反対する」と批判しました。

 8日に帰国した小池都知事は羽田空港で記者団の取材に応じ、中国の批判について「都市外交として都市間の連携は極めて重要」としたうえで、「指摘にはあたらない」と述べました。

 また、オーストラリアでの視察について、「石炭の積み出し港が水素の搬出港として変わろうとする姿を見た。エネルギーの変遷が色々な現場で行われていると感じた」と出張の成果を説明しました。

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