全国コロナ患者数「16.15人」11週連続で増加 インフルも4週連続増[2024/02/09 15:35]

 新型コロナウイルスの全国の患者報告数は「16.15人」で、11週連続で増加しています。厚生労働省は「流行が続いている」として、引き続き感染対策を呼び掛けています。

 厚労省によりますと、1月29日から今月4日までの1週間に報告された新型コロナの1定点医療機関あたりの患者報告数は全国で16.15人で、11週連続で増加しています。

 報告患者の総数は7万9605人です。

 年代別に見ると、最も多かったのは10歳未満で2万3126人、次いで10歳から14歳までが1万2385人で、14歳以下の子どもが約45%を占めています。

 厚労省の担当者は、新学期が始まって人と人の接触機会が増えたことも影響していると分析しています。

 都道府県別では、患者報告数が最も多かったのは石川県の「24.52人」で、次いで福島県が「24.49人」でした。

 また、インフルエンザの患者報告数は4週連続で増えていて、全国で「22.62人」でした。

 休校や学年閉鎖になっている施設は5976施設あり、年明け以降、増加しています。

 厚労省はコロナもインフルエンザも流行が続いているとして、引き続き感染対策を呼び掛けています。

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