埼玉県議会でテロ対応訓練 “刃物男”に議員らが応戦[2024/02/14 09:39]

 議会中にテロが起きたらどう対応すればよいのか。埼玉県の県議会で実際の委員会の終了後に議員らも参加したテロへの対応訓練が行われました。

 刃物を持って県議に切り付けようとする男。周りの議員や職員はノートパソコンを投げたり、椅子でバリケードを作ったりして応戦します。

 その後、通報を受けた警察官が男を制圧しました。

 埼玉県議会の実際に使われている委員会室で行われた訓練では、県議や警察官らおよそ50人が参加して、襲撃があった際の避難の方法やさすまたの使い方などを確認しました。

 浦和警察署の橋本昭文署長は「海外では議会を対象にした襲撃事件も起きている。同様の事件がいつ日本でも起きるか分からないので、今後も関係機関と連携して対策をしていきたい」と話しました。

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