江東区長選を巡る公職選挙法違反事件で元衆議院議員・柿沢未途被告(53)が初公判で起訴内容を認めました。東京地裁前から報告です。
(社会部・吉田遥記者報告)
証言台で口を開いた柿沢被告は「多くの人が巻き込まれ、多大な苦しみをもたらして、大変申し訳ない」と謝罪しました。
柿沢未途被告は、去年4月の東京・江東区長選挙を巡り、選挙期間中に前区長の木村弥生被告(58)の有料広告を違法に掲載させた罪に問われています。
東京地裁で14日午前、開かれた初公判で柿沢被告は「私の責任は重大ですべてを争わないことにしました」と起訴内容を認めました。
検察側は「柿沢プロデュースの選挙だった」とする木村被告の供述調書などを読み上げました。
裁判は審理を迅速に進める百日裁判で進められ、今後、被告人質問などが行われた後、来月14日に判決が言い渡される予定です。
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