断水地域に井戸を…大阪の会社がボランティアで掘削工事 石川・輪島市[2024/02/17 19:20]

 能登半島地震の影響で依然として一部地域で断水が続く石川県輪島市で井戸を作る工事が行われました。

 簡易の井戸の掘削工事を行ったのは大阪府からボランティアでやってきた地質調査会社です。

 ボーリングマシンで5メートルほどの深さまで掘り進むと井戸水が出ました。

株式会社メーサイ 喜安笑子さん
「井戸を掘る技術があるのに何もできないのはと思い、今回、活動支援に申し込みさせていただいた」

 依頼したのは2年前に移住してきた野水克也さん(58)です。

 自宅が被災し、現在も断水が続いているといいます。

野水克也さん
「水が出たということだけで手も洗える、トイレも使える、風呂も入れる。復興の大きなステップになる」

 水は生活用水として近所の人と一緒に使えるようにしたいということです。

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