東大 2027年秋に文理横断型の5年制課程創設へ 世界水準の人材育成目指す[2024/02/19 17:25]

 東京大学が世界水準の人材育成を目指し、2027年秋に5年制の新たな教育課程を創設する方針を固めたことが分かりました。

 新しい教育課程は学部の4年間と大学院修士の1年間を合わせた5年制で、従来の文系や理系といった縦割りの学問領域だけではなく、様々な分野を横断的に学ぶことができるということです。

 脱炭素化や社会システムのデザインなど、地球規模の課題を解決できる人材の育成や研究を目指すとしています。

 授業はすべて英語で行われ、1学年100人程度を定員としていて、その半数ほどは海外からの留学生を想定しているということです。

 世界から優秀な学生を集めるため、欧米では主流になっている秋入学で募集し、2024年度中に入試概要などを公表する見通しです。

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