赤字の「姫新線」維持へ 岡山・真庭市がJR西の株1億円分取得 “モノ言う株主”に[2024/02/20 10:21]

 JR姫新線は山あいの田園地帯の町を結ぶ赤字ローカル線で、今後の廃止が懸念されています。

 その姫新線が通る岡山県北部、真庭市の太田昇市長が路線維持に向けJR西日本の株式を1億円分取得し、株主としてJR側に存続を働きかけると明らかにしました。

太田市長
「姫新線はじめ鉄道網の維持、また姫新線はICOCAも使えないんです。同じ料金体系であれば基本的なサービスは同じにするというのが会社として当然だと思う。(JR側には)国民の足確保の会社だということの重みを十分考えていただきたい。それが少し薄らいできたのかなという気がします」

 今後、株を買い増す可能性もあるといい、近隣の自治体にも株式取得を呼び掛けることも検討しています。

(「グッド!モーニング」2024年2月20日放送分より)

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