傷害行為で医療観察入院の女性が所在不明 東京・飯田橋の施設から走り去る姿カメラに[2024/02/21 01:19]

 家族への傷害行為をきっかけに裁判所が精神科病院への入院を決定した女性が所在不明になったことが分かりました。退院準備で職員が目を離した際に走り去ったということです。

 双極性感情障害がある30代の女性は、家族への傷害行為の後に不起訴処分となったものの、裁判所が医療観察法に基づく入院を決定し、2016年から都立松沢病院に入院していました。

 都によりますと、女性は20日、退院準備のために東京・飯田橋にある「東京都心身障害者福祉センター」を訪れていましたが、午後2時ごろに職員が15分ほど目を離した際にいなくなったということです。

 防犯カメラには女性が走り去る姿が映っていました。

 都は本来は目を離すべきではなかったとしています。

 女性は身長153センチ、体重70キロほどで水色のTシャツに濃い青色のデニムパンツ姿だったということです。

 都から通報を受けた警視庁が女性の行方を探しています。

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