地震で一時孤立…能登島で定期市が再開 「地震に負けず地域守る」[2024/02/21 12:03]

 能登半島地震で一時孤立した石川県七尾市の能登島で、月に一度行われていた定期市が再開しました。

 ずらりと並ぶ煮物や草餅にいなり寿司。能登島の定期市「ねねの会」で売られているのは、住民が工房で作った品々です。

 1月の地震で島へ渡る2つの橋が一時通れなくなり、工房は津波の被害に遭いました。

 毎月、第3水曜日に開かれていた「ねねの会」の定期市は先月は中止となり、21日に再開しました。

買い物客
「赤飯と草餅です。寂しかったです」

「ねねの会」海老恵子さん
「皆さんの顔見てほっとしました。地震にやっぱり負けないで、この地域を守ろうと。暖かくなったら皆さん能登島に遊びに来てって」

 島でのイベントは地震後初めてで、久しぶりの再会を喜ぶ住民も見られました。

 品物は昼前にほぼ売り切れました。

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