全国のインフル・コロナ ともに患者数減少も「注視が必要」 厚労省[2024/02/26 15:03]

 インフルエンザの全国の患者報告数は定点観測で6週間ぶりに減少に転じました。厚労省は「祝日の影響もあるため今後の動向を注視する」としています。

 厚生労働省によりますと、祝日だった12日から18日までの1週間に報告されたインフルエンザの1医療機関あたりの患者報告数は、全国で「20.64人」でした。

 前の週は「23.93人」で6週間ぶりに減少しました。

 都道府県別で最も多かったのは福岡県の「37.07人」で、次いで大分県が「30.47人」でした。

 4570の小学校や幼稚園で休校や学年閉鎖になっています。

 また、新型コロナの患者報告数は全国で「10.10人」で、前の週の「13.75人」から2週連続で減少しました。

 厚労省は「新型コロナについてはピークを超えた可能性はある」としながらも「祝日をはさんで報告数が少ないことも考えられるため、インフルエンザ、コロナともに今後の動向を注視する」としています。

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