高速道路でのトラックの最高速度 時速80キロ→90キロに引き上げ 4月から[2024/02/27 09:15]

 高速道路でのトラックの最高速度について警察庁は4月から時速90キロに引き上げます。安全装置の普及などから「安全性に影響は無い」と結論付けました。

 4月から高速道路での最高速度が現行の時速80キロから90キロに引き上げられるのは、総重量8トン以上の大型トラックや中型バスなどです。

 物流業界では、4月からトラック運転手の残業時間の規制が強化されることから人手不足や輸送量の減少が懸念されています。

 政府が物流の効率化への対応を進めるなか、警察庁は有識者会議を開き、最高速度の引き上げによる安全性の影響を検討してきました。

 その結果、衝突被害軽減ブレーキや安全装置の普及状況から「最高速度を引き上げても安全性に影響は無い」と結論付けました。

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