「事実と違う記事許せない」仲本工事さんの元妻が“名誉毀損”で週刊誌側を提訴[2024/02/27 18:35]

 「ザ・ドリフターズ」のメンバーで、おととし亡くなった仲本工事さんの元妻が記事によって名誉を傷付けられたとして、週刊誌の出版社に損害賠償を求める裁判を起こしました。

 仲本工事さんの内縁の妻だった三代純歌さんは夫婦関係を巡り、「鬼妻」「モンスター妻」などと書かれた記事で名誉を傷付けられたとして「週刊新潮」「女性自身」「週刊女性」の出版社に合わせて8250万円の損害賠償を求めています。

 おととしに最初の記事が掲載されたことを受けて仲本さんは三代さんの自宅に向かおうとした際に事故に遭い、亡くなったということです。

 三代さんは今月27日の会見で「週刊誌が収益のために事実とは違うことを書くのは許せない。このような被害がこれから先あってはならない」などと主張しました。

 週刊新潮は「訴状はまだ届いていませんが、記事には十分な自信を持っております」と主張していて、週刊女性を出版する「主婦と生活社」は「まだ訴状が届いていないのでコメントできません」としています。

 また、女性自身を出版する「光文社」は現時点でコメントしていません。

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