この時期、富士山の笠雲は雪のサイン!?[2024/02/29 14:01]
![](/articles_img/000338953_1920.jpg)
29日、富士山には笠雲が出ています。
笠雲とは富士山の頂上付近を雲が覆い、笠を被ったように見えることから、そのように呼ばれています。
この雲は海からの湿った南風が流れ込んでいる時に発生し、「低気圧や前線が近づいて来ている」ということが多いのです。
つまり笠雲は天気が下り坂のサインで笠雲が出た半日から1日後に関東で雨や雪が降る可能性が高くなります。
今回も関東で天気が崩れそうで、近付いているのは「南岸低気圧」天気予報では関東で雪になるかもしれない、という時に良く耳にする低気圧です。
今年の2月は都心でも雪が積もりましたが、29日夜から3月1日の朝にかけて関東で降るのは平野では雨。
雪になるのは標高1000メートル以上の山間部が中心になります。
3月も南岸低気圧はやってくる時期で、2020年は4月目前の3月29日に関東の平野で雪が積もりました。
3月まで富士山の笠雲は関東で雪の可能性もある天気下り坂のサインです。
画像:3T(さんてぃー)さん