1月の有効求人倍率は去年12月と同じ1.27倍 物価高の影響続く 厚労省[2024/03/01 08:30]

 1月の有効求人倍率は去年12月と同じ1.27倍でした。サービス業などの求人が伸びる一方、物価高騰の影響で建設業や製造業は減っています。

 厚生労働省によりますと、仕事を求める人1人あたりの求人数を示す1月の有効求人倍率は前の月と同じ1.27倍でした。

 賃上げの流れを受け、より良い就労条件を求めて転職を希望する人が増えていますが、求人数は物価高の影響が続いています。

 コロナが5類に移行して初めての新年を迎え、サービス業や娯楽関連の求人数が増えた一方、原材料費や光熱費の高騰で建設業や製造業は求人が出せない状況が続いています。

 厚労省は、「物価高騰の影響は大きく、引き続き今後の動向に注視が必要」としています。

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