「震度1」なのに「震度5強」 東京・三鷹市が防災無線で誤放送 「早朝にご迷惑を」[2024/03/01 10:52]

 1日早朝、千葉県東方沖を震源とする最大震度4の地震で、東京・三鷹市は「震度1」を観測しましたが、防災無線で「震度5強」が観測されたと誤った情報が放送されました。システムの不具合とみられ三鷹市は「早朝に大変ご迷惑をお掛けいたしました」とコメントしています。

 午前5時43分ごろ、千葉県東方沖を震源とする地震があり、千葉県や埼玉県で最大震度4を観測しました。

 東京・三鷹市では市役所に設置した震度計は震度1を観測していましたが、市内に設置する防災無線のスピーカー53カ所から「三鷹市役所の震度計では震度5強を記録しました。周囲の安全を確かめ、火の始末を行い、テレビ・ラジオで正しい情報を聞いて下さい」などと誤った放送が流れました。

 三鷹市によりますと、この防災無線は震度5弱以上で注意を呼び掛ける放送を流しますが、システムの不具合で誤放送につながったとみられています。

 三鷹市は詳しい原因を調査していて、「早朝に大変ご迷惑をお掛けいたしました」とコメントしています。

こちらも読まれています