能登半島地震 夏までに必要な仮設住宅完成へ[2024/03/02 05:51]

 能登半島地震から今月1日で2カ月となり、石川県の馳知事は建設を進めている仮設住宅について、今年の夏ごろをめどに必要な住宅を完成させる方針を明らかにしました。

石川県 馳知事
「夏ごろまでにおおむね必要な住宅の完成を目指し、すべての希望者の入居にめどを付けたいと思います」

 仮設住宅は先月末までに302戸が完成しています。

 県は今月末までに約4600戸の着工を予定していて、馳知事は6月末までに完成させる方針を示しました。

 一方で仮設への入居希望は先月22日の時点で約7800件に上ります。

 このため、県は4月以降も着工し、夏までにすべての希望者について入居させる見通しだとしています。

 石川県では、今も1万1000人以上が避難生活を余儀なくされています。

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