被災地に響く“復興の音” 輪島伝統の「御陣乗太鼓」地震後初めて披露[2024/03/03 22:15]

 能登半島地震で被災した石川県輪島市の「御陣乗太鼓」が復興への願いを込め、石川県白山市の神社で奉納演奏を行いました。

 御陣乗太鼓は400年以上前から輪島市に伝わる伝統芸能です。

 地震の影響で太鼓などが保管されていた集会所が被災し、保存会のメンバーも避難を続けています。

 しかし、白山市の神社などの協力もあり、3日に地震後初めて復興への願いを込めて勇壮な太鼓を響かせました。

御陣乗太鼓保存会 槌谷博之代表
「声を思い切り出して皆でたたくというのはきょうが今年初めてだったので、被災者のために一生懸命、頑張ってたたきました」

 保存会は16日に開かれる北陸新幹線の延伸イベントでも演奏を披露します。

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